子供はいずれ独立していきますが、子供の成長とともに重要になってくるのが、勉強に集中しやすい環境です。学習に向いているのは北向きですが、机の配置を北にするだけでも効果的です。また、勉強中に窓の外の景色が見えるのも、注意力が散漫になる原因のひとつです。窓は椅子に座った状態で外が見えない高めの位置に設けるなどの工夫をしたり、二カ所以上に設けて通気性をよくしておくとさらによいでしょう。子供部屋に必要な条件は、その成長に合わせて変わります。幼児教育では、遊び場が必要なので、区切ったりせずにオープンな遊び場にしましょう。思春期の教育では間仕切りをした個別スペースを作りましょう。特に兄弟で共用する場合には、年齢や性別に合わせた間仕切りの仕方なども考えなければなりません。落ち着いて勉強ができる部屋となるのは、寒色系インテリアカラーですが、情操教育に効果的なのは赤や黄色などの鮮やかな原色インテリアカラーなのだそうです。